メイドさんは吸血鬼やすしげ

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エピローグ


気付かないうちに他人を魅了しメロメロにさせる香りを放ち、遂にはキバまで生え始めてしまったアル…!! マグリーはアルの血を吸い続けてきたけれど、眷属にするつもりはなかった。吸血鬼ハンターである同級生・十文字桜子も「アルには吸血鬼化や眷属化の兆候はない」と聞かされていたが…。
自分の身に起きた恐ろしい異変に戦慄する一方、アルは心の奥底でこうも考えてしまう…。このまま吸血鬼になってしまったなら、マグリーとずっと一緒にいられるのではないか…?と――。
絶対に相容れることのない「人類」と「吸血鬼」という、断絶した種族同士で恋に落ちてしまったアルフレッドとマグリー…。険しく残酷で、そして激しくエッチな長い旅路の果てに、二人が辿り着いた先とは…!?
禁じられた純愛物語、感動の最終巻!!